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断熱材の種類

22.11.05

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
健康で快適に暮らせる家づくり専門店
美松ホーム株式会社 松田隆です。



木造住宅の場合、どんな家でも多かれ少なかれ「スキマ」は必ずあります。

そのスキマから熱が移動するので、スキマが少ない家ほど冷暖房の効率が良い家となります。

そのスキマを埋めるのは主に断熱材です。

断熱材の種類には大きく分けて2種類あります。

1つ目は繊維系断熱材、グラスウールと呼ばれるものが主流で、綿をイメージしていただくと良いと思います。

もう一つが発砲系断熱材です。発泡スチロールをイメージしていただくとわかりやすいです。

どちらもメリットとデメリットがあります。

スキマを埋めやすい物、湿気に強い物、防火・防音・吸音性に優れている物など、様々な種類があります。

それぞれの特徴を理解して選定するのも家づくりの重要なポイントです。

断熱材を選びで、家の省エネ性能値に大きく影響してきますので、しっかり考えましょう。


 

気密性能も重要です。

22.10.29

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断熱材が高い性能の家でも、気密性能が良くないと冷暖房の効率は良くなりません。

気密性能は、C値という数値で示されます。

C値は、家の床面積1㎡当たりどのくらい隙間があるかを数字で表したものです。

C値の数字が小さいほど、隙間が小さい家、すなわち冷暖房の効率が良い家です。

隙間が大きい家はダイレクトに外気を取り込んでしましいます。

その際に、熱の移動も行われるのです。

このC値を算出するためには、1軒1軒専用の機械で測定していきます。(気密測定)

基本的に隙間を埋めるのは断熱材です。

実際の現場で断熱材を隙間なく設置し、どのくらい丁寧に気密工事を行うかで数値が変わってきます。


 

HEAT20に対応した住宅のメリットとは?

22.10.22

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
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それでは、HEAT20に対応した住宅には、どのようなメリットがあるのでしょうか。


・室内温度差や部屋間温度差が少なく快適な暮らし

断熱性能が低いと、外気に接している壁や床、窓などから外気温が伝わり、室内温度を徐々に下げていきます。

真冬の寒い時期に、窓や壁付近にいると寒く感じたことはありますか?

これは「コールド・ドラフト」と呼ばれ、壁や窓で冷やされた空気が部屋の低い部分に向かって対流し、せっかく暖房設備で温めた室内を徐々に冷やしていきます。

断熱性能の高い住宅ではこのような現象が起こりにくく、室内を快適な温度に保ちます。

暖房設備のない廊下やトイレなども暖かくなるため、ヒートショック現象のリスクを抑え、どの部屋にいてもストレスなく快適に過ごすことができます。



・省エネ効果で光熱費を節約

断熱性能が高いと外気温の影響を受けにくくなるため、室内を快適な気温に保つことができます。

夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を作ることができ、冷暖房にかける光熱費の節約効果が期待できます。

使用するエアコンや利用状況によって節約できる光熱費は大きく異なりますが、高い節約効果があります。



HEAT20では、国が定める基準やZEHよりも高い断熱性が求められています。

断熱性能を高めることは、家族の快適な暮らしや健康を守るうえでとても重要なポイントです。

家づくりを考える際には、しっかりと検討するようにしましょう。


 

 

室温と服装の関係

22.10.15

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前回、断熱性能がこれまで以上に高い水準であることを求められるようになるお話しをしました。

では、どれくらいの断熱性能にしたら、どのくらいの違いになるのか?

HEAT20で定められた基準をもとに比較していきましょう。

HEAT20とは、2009年に住宅業界の関係者や研究者などによって発足した団体「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」のことを言います。

各地域において冬の期間の体感温度を10℃~15℃以上に保ち、暖房機器によって利用されるエネルギー量を削減し、ZEH(ゼロエネルギー住宅)などの優れた省エネ住宅を目指す推奨基準です。

HEAT20ではG1・G2・G3といった「グレード」でも区別がされています。

G1が最も易しい基準で、数字が大きくなるにつれて厳しい基準が設けられています。

各グレードでどのような基準が設けられているのか見ていきましょう。(断熱地域区分:6地域)






先ずは、去年までの最高等級だった「等級4」の住宅。

断熱材の性能の平均値であるUa値は0.87。

冬期間の最低体感温度は概ね8℃を下回らない住宅となります。


8℃の室温のおすすめの服装は、厚手のコートやジャンパーが必要です。

こうなると室内でも寒いですよね。当然暖房が必要です。

冬の寝室で、布団の中はあったかいですが、室内が寒いと布団から出たくなくなる・・・よくあることです。


G1グレードは断熱等級でいうと「等級5」と「等級6」のあいだ。

概ね10℃を下回らない。暖房は必要ですが、国が定めたエネルギー消費量の基準よりも消費エネルギー量は削減できている仕様となっています。



G2グレードは断熱等性能等級「等級6」と同等レベル。

冬期間の最低体感温度は概ね13℃を下回らない。この時のおすすめ服装はセーター。


G3グレードは断熱等性能等級「等級7」と同等レベル。


冬期間の最低体感温度は概ね15℃を下回らない。この時のおすすめ服装はカーディガン。


このようにHEAT20に対応させることは、高い断熱性能を兼ね備えることであり、さまざまなメリットがあります。

断熱性能等級6・7が追加されました。

22.10.08

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国土交通省は、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に基づく性能表示制度について、評価基準及び表示基準の一部を令和4年4月1日に改正。

令和4年10月1日に施行され、断熱等性能等級にZEH水準を上回る「等級6」、「等級7」を新設しました。

今後、さらなる断熱性能を求められることになります。

と言うより、これまでの基準が緩すぎて、ようやく「等級6」で諸外国の断熱性能と並ぶというデータがあります。

昨年までは「等級4」が最高ランクでした。国の基準がようやく追いついてきたといった感じです。


美松ホームでは、既に「等級6」の住宅に取り組んでおり、施工実績もあります。

「等級7」までなると、建物価格が高騰したり、間取りや窓の種類や数等にも関係してくる為、まだまだ実現レベルではありません。

お客様の住まい心地に関係してくることなので、性能とコストのバランスも大切なところです。

夏は涼しく、冬は暖かい、それでいて省エネな住宅。

今後、ますます夏や冬の気温が厳しくなり、電気代も高騰すると考えられます。

快適な住まいを手に入れるためにも、断熱等性能等級について考えてみましょう。



解体前に遺品整理をしました。

22.10.01

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空き家を購入されて、解体後、新築工事を行うお客様

本日はその現場確認に来ました。

以前はお年寄りの一人暮らしだったらしく、室内には荷物がそのまま残っていました。

解体するにあたり、この荷物を処分しなければなりません。

以前は解体業者さんが建物を潰した残骸と共に持って帰ってくれていたのですが、今はきちんと分別しないとダメなんです。

箪笥や机、家電製品や衣服など、生活されていたものがたくさんありました。

今回、業者さんに見積りしてもらったら、税込みで約30万円になりました。

思わぬところにも費用がかさんでしまいますが、環境の事を考えると必要な経費です。


 

カメラマンってカッコイイ

22.09.18

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
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美松ホーム株式会社 松田隆です。


播磨地域の工務店を紹介する雑誌、「はりまの家」。

美松ホームも毎回掲載させていただいております。


施工事例を掲載するので、写真撮影と取材の為、お引き渡しさせていただいたお客さまのお宅を訪問いたしました。

写真撮影はいつもプロのカメラマンの方にお願いしています。

居住中のお家の写真撮影をさせていただくので、1時間ほどで終了します。



お部屋の片付けを心配される奥様が多いのですが、そこは今までたくさんの撮影をしてきたプロです。

全く気にせず、「これとこれは置いといて、これはあっちへのけて、これはこっちにやって」と的確に指示して動かしていきます。

そうして出来上がった写真をご覧いただいて奥様が、「すご~い。自分の家じゃないみたい。」と素敵な仕上がりにビックリされて、とても喜んでいただけます。


また、人物写真を撮影するときも、お子さんを楽しくさせて、満面の笑顔を引き出します。

カメラマンが撮影を終え、帰ろうとすると気分が盛り上がってしまったお子さんが名残惜しくて寂しくなってしまうこともあります。

写真を撮影することで楽しい気分にさせる、さすがプロのカメラマンだなぁといつも敬服しております。




 

北向き屋根でも太陽光発電をあきらめない!

22.09.10

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
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今年もまだまだ暑い日が続いております。

そろそろエアコンをとめて、窓を開けて自然の風を取り込みたいところですが、なかなかそうはいきません。

何かと物価上昇の昨今、電気代も高騰しているみたいです。

太陽光発電を設置していない我が家では、電気代が気になり、エアコンのスイッチを入れる時も若干躊躇してしまいます。


新築当初は近隣との関係などの事情があり、北向き片流れの勾配屋根にしました。

太陽光発電は南面が最も良く発電するので、北向きは最も不利なんです。

加えて、北向き屋根に太陽光発電を設置すると、ソーラーパネルの反射光で北側に住む方がまぶしくて迷惑をかけてしまうケースがあるそうです。

とにかく、北向き屋根では太陽光発電はやる意味がないどころか、近所迷惑になりかねない危険性があります。

というわけで太陽光発電をあきらめていました。


しかし先日、太陽光発電設置業者さんとお話ししていたら、北向き屋根でもパネルの架台技術の向上により、太陽光パネルを設置することができるそうです。

多少の条件はありますが、北向き屋根に逆勾配の金具をつけてパネル設置することで、南面の屋根に設置している場合と同等の日照時間を確保することができます。

※注意:設置できる屋根材は金属屋根に限ります。(瓦、カラーベスト等には設置できません)又、急勾配の屋根には設置することができません。

今まで北向き屋根で太陽光発電をあきらめていた方には朗報ですね!


と言うことで、我が家の屋根にも太陽光発電を設置することにいたしました。

本日、太陽光発電の設置確認のための現地調査を行いました。

順調にいけば来年には設置可能とのことです。楽しみです。

その際はまた報告いたします。