社長BLOG

 

家の中の結露しやすいところ

17.02.05

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
自然を上手に利用して、健康で快適な空間をつくる家づくり専門店
美松ホーム株式会社 松田隆です。
 
じめじめして体感的にも見た目にも不快に感じるだけでなく、
カビの発生やダニの生息などの原因となり、
住む人の健康にも家自体の構造躯体の耐久性にも悪影響を及ぼしかねない「結露」
 
ガラスやサッシは断熱性が低く、外の冷たい空気に冷やされて室内側の表面温度が低くなります。
そこに暖房で暖められた室内の空気が触れ、露点(結露が発生する温度)に達していると結露が発生します。室内の壁の表面に発生する結露も同じで外壁の断熱性が低い事が原因です。
 
一方で「冬に障子やカーテンを閉めると窓が結露する」という現象を
経験された方もいらっしゃると思います。
障子やカーテンを閉めると窓からの熱損失を抑えますが、
結露を防止するには、『断熱性の高い窓にする』、
『気密性が高く、湿気の通しにくい部材を障子やカーテンの代わりに使う』
ことがあげられます。

具体的な手法としては窓を二重窓化することです。
今ある窓の内側にもう1重窓を取り付ける『内窓』があります。
内窓を設置すると、住宅ストック循環支援事業で、補助金が利用できる場合があります。





 
住宅ストック循環支援事業とは
平成28年11月1日から平成29年12月31日(又は予算終了時点)までに
対象のエコリフォームを行うと補助金が貰える国の制度です。
最大30万円が現金で還元されます。
内窓を設置すると補助金の対象となります。(詳しくは弊社までお問い合わせください。)
 
 
押入れやタンスの裏には、熱の通り道を
外壁に面した押入れやタンスの裏は、温度が低くなりやすく、
そこに湿気を含んだ暖かい空気が入ると冷やされて結露します。
スノコなどを利用して、押入れやタンスの裏に空気が回るようにしておけば、
温度が下がりにくくなり、結露を防ぐことができます。