社長BLOG

 

管理不全空き家ってご存じですか?

23.10.12

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
健康で快適に暮らせる家づくり専門店
美松ホーム株式会社 松田隆です。




「管理不全空き家」という言葉をご存じでしょうか。

ニュース等で、「空き家の固定資産税が上がります」と聞いたことはありませんか?


2015年に施行された「空家等対策特別措置法」により、そのまま放置すれば倒壊等の恐れがある空き家が「特定空き家」に指定され、自治体から指導・勧告を受けると、固定資産税等の軽減措置(住宅用地特例)が受けられなくなります。

この度、2023年3月に「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」が閣議決定され、その後、2023年12月13日の施行が決定しました。

それにより、「特定空き家」に加えて「管理不全空き家」も指導・勧告の対象となり、「管理不全空き家」も固定資産税等の軽減措置(住宅用地特例)が受けられなくなることがあります。


「管理不全空き家」とは、窓や壁が破損している等、管理が不十分でこのまま放っておくと特定空き家になりそうな物件のことを指します。

2023年12月13日以降に自治体の定めた「管理不全空き家」の基準に該当する空き家を放置しておくと、固定資産税が6倍に上がるかもしれないということです。


使用していない空き家をそのまま放置するリスクは、固定資産税の増額だけではありません。

仮に、空き家の倒壊によって隣家を傷つけたり、歩行者を怪我させることがあれば、損害賠償を請求されるリスクもあります。

使っていない空き家は早急に対処しておくべきです。


売りたくても売れない、安い値段では売りたくない・・・等、様々な事情はあると思いますが、とりあえず第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。