社長BLOG

 

家を腐らせる原因は?

22.11.12

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
健康で快適に暮らせる家づくり専門店
美松ホーム株式会社 松田隆です。


家が腐ってしまう原因は「結露」です。

空気中に含まれた水蒸気が冷やされ続け、水滴となります。

木造住宅の結露は、「表面結露」と「内部結露」とがあります。


表面結露は、ガラス窓やサッシ、壁や天井などにも発生します。

濡れている部分を放置すると周辺の木部や塗装面、接着面の部材の劣化を速めてしまうので、気が付いたら早めに拭き取りましょう。

断熱性能を強化することで表面結露を軽減することもできます。

窓の場合は2重サッシが効果的です。後付けで設置できるものもあります。

他にも後付けのシャッター雨戸やカーテンの生地を厚くすることでも多少は違ってきます。

目に見える部分の結露ですので、わかりやすいと思います。


もう一つは内部結露です。壁内結露とも言います。

こちらは住宅の外壁と内壁の間で発生する結露で、先ほどの表面結露と違い目に見える部分ではありません。

ですから、結露が発生したとしても拭き取ることもできません。

内部結露が発生してしまったら水滴が自然に乾くのを待つしかないので、木部に浸透していきます。

ひどい場合はそこからカビやダニが発生したり、木部を腐らせたりします。

カビ・ダニが原因で住む人の健康に影響を及ぼしかねないです。

また、木部が腐ると住宅の耐久性を低減させることにもなります。