社長BLOG

 

エネルギー収支がゼロになるZEHの魅力

16.05.28

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅  美松ホーム 松田隆です。


「2020年」といえば、東京五輪。
それ以外にも2020年は、住宅業界にとって大きな転換期となるでしょう。

政府は今後新築される建物に省エネ基準の義務化をする目標として2020年が設定されており、
「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの実現を目指す」としています。
 
これからの日本の住宅には、2020年に向けて、住宅の省エネ性能の向上やZEH(ゼッチ)
の普及が求められています。
 
ZEHとは、1年間のエネルギー消費量が正味(ネット)ゼロである住宅のことです。
「正味ゼロ」というのは、エネルギーをまったく使わないということではなく、
消費しているエネルギー量と太陽光発電などによって創出されたエネルギー量が、
差し引きでおおむね0、または0以下のマイナスになるという意味です。
電力量収支=消費電力量-発電電力量≦0(いずれも年間の数値)となります。
ZEHは通称「ゼッチ」ともいわれています。
 
ZEHを実現するには、建物自体の断熱性・気密性の向上や省エネ性能の高い設備機器を採り入れて、
消費するエネルギーを大幅に抑えると同時に、太陽光発電などによって
大量に電力を作り出す必要があります。

「光熱費ゼロ住宅と同じなの?」と思う人もいるでしょう。

現在は、再生可能エネルギーの普及のために太陽光発電などで発電した電気の売電価格を
高めに設定されているので、光熱費ゼロ住宅が実現できている状態が考えられます。
今後、売電価格が下がると、買電と売電の金額が逆転して、光熱費プラスの家になるおそれがあります。
現在の状況はずっと続くとは限りません。

しかし、ZEHなら売電価格が低くなっても、もともとの電力使用量が少ないため、
光熱費はゼロ以下をキープできる可能性が高いのではないでしょうか。
今後の住宅選びでは、ZEHであるかどうかが重要になってくるといえます。

ZEHは、従来の住宅よりも消費電力が少なく、家計にも優しいのです。



 
美松ホームではこのZEHの重要性を認知し、すでにお客様の新築住宅にも取り入れています。
この度、「ZEHビルダー」として認定を受け、ZEH支援事業へ取り組むこととなりました。
ZEHのメリットはエネルギーにおける住宅性能の向上はもちろんのこと、
経済産業省や国土交通省の行うZEH支援事業の補助金交付を申請することが可能です。

なお、当社における「今後の普及目標」は以下の通りです。
 


 
実際、電気代ってどれくらいかかるの?
ZEHってお得なの?

・・・など

美松ホームでは、ZEHにお住いの方の実際の声が聞ける、『住まい心地見学会』を開催しています。

ZEHにご興味ある方、
住まい心地が知りたい方、ぜひお問い合わせください。