社長BLOG

 

最新の体験型ショールーム LIXIL『住まいStudio』に行ってきました!

19.07.03

こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
健康で快適に暮らせる家づくり専門店
美松ホーム株式会社 松田隆です。

先日の東京出張の続きです。

2日目は、西新宿にあるLIXIL東京ショールームへ。
 
大きなビルの中にあるショールーム。
その中にはさらに、体験型ショールーム『住まいStudio』という施設があります。


  
 
ここには、断熱性能が違う3つの家があり、同じ温度条件でどれくらい体感的に違うのか、実際に肌で感じることによってわかるという、ものすごい施設があるのです。
 
①昔の家:昭和55年の家
②今の家:平成28年基準の家
③これからの家:HEAT20G2仕様の家



 
でっかい冷蔵庫の中に、上の3つの家がすっぽり入っていると思ってください。
でっかい冷蔵庫の中の温度は、0℃。
3つの家の中はそれぞれ20℃に設定されたエアコンが動いています。
順番に3つの家の中に入っていきます。


まずは①昔の家:昭和55年の家。

入った瞬間、ああこの感じ。なんか寒い。昔の家だなぁって感じ、そのまま。
窓ガラスは結露、床は底冷え。
スリッパも脱ぐと足の裏が冷たい!! サーモカメラで見てもよくわかります。


  

奥の部屋はエアコンが無い無暖房の部屋。
昔の家の廊下や洗面脱衣室って厚着してない分だけ外より寒いんじゃないか!?って感覚になりますよね。
まさにそんな感じで、なんか納得です。


続いては、②今の家:平成28年基準の家

さっきよりマシだけど、まだなんか寒い感じがする。
部屋の端っこの方でスリッパを脱いで立っているとよくわかる。『冷気が来る!』




窓も若干結露してました。


無暖房の部屋との温度差もあり、こんな温度状況ではお風呂に入る前はやっぱりつらいですよ。




最後は、③これからの家:HEAT20G2仕様の家


やっぱりあったかいです。体感で感じますが、サーモカメラを見ると全身が高い温度になってます。




エアコン温風の流れや部屋の温度分布も比べてみるとわかりやすい!
  




 
注目したいのは、テーブル下の温度。
昔の家とこれからの家では5.5℃も違いがあります。

  
 
暖房している部屋と無暖房の部屋の温度差もこれだけ違います。

その後は、3つの部屋を外から見た空間、0℃の世界へ。

  

部屋の外からのサーモカメラで比較してみると、昔の家が真っ赤に。
これは窓から熱が逃げていることを示しています。
せっかくエアコンで温めた空気を、サッシがどんどん熱を逃がしています!


 
3つの断熱性能が違う家。その違いは年間の光熱費にも影響してきます。


  
 
①昔の家:20,800円~25,000円/月 
②今の家:19,300円/月
③これからの家:14,500円/月

『暖かくて快適に過ごせるのに、エアコンの電気代も少ないですよ』ってこと。

 
3つの部屋でこれだけ温度差と電気代が違うとは・・・(+o+)
頭の中では分かっていましたけど、こんだけ体感とデータを一気に見せられると、改めてものすごい違いがある事がわかります。
 
部屋の上下温度差が大きいと、底冷えや冷えのぼせになります。
部屋間の温度差が大きいと心臓などに負担がかかります。
昔の家で育ってきている私たちは、寒いのはガマンするのが当たり前!って思ってましたけど、住んでいる人の健康にすごく影響してきます。

 
これからの家がどんどん建っていって、これからの家が当たり前な時代になると、病気や突然死も減ってくるんじゃないかと思います。
高気密高断熱のSW工法で、これからの家を建てて、快適で安心安全な家づくりがたくさんできるよう、もっとしっかり伝えていきたい!と改めて思った東京2日間でした。

『住まいStudio』が関西にもできるといいなぁ。