こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 分譲住宅
自然を上手に利用して、健康で快適な空間をつくる家づくり専門店
美松ホーム株式会社 松田隆です。
マイホームを手に入れようとするとき、ほとんどの方が考える住宅ローン。
どの金融機関でどんなローンを組めばいいのか、悩みますよね。
期間中の返済額が変わらないので、家計の計画が立てやすくなり安心感が得られるのが固定金利での返済。
固定金利で有名な住宅ローンの代表格、フラット35。
2017年10月からフラット35の制度が変更されました。
以下、フラット35ホームページより
【フラット35】2017年10月の制度変更事項のお知らせ
公開日:2017年8月4日 更新日:2017年10月2日
2017年10月1日申込受付分から【フラット35】の制度変更を行いましたので、お知らせします。
【フラット35】(買取型)は団信付きの住宅ローンになりました。保険金が支払われるための要件がわかりやすくなり、保障内容も充実しました。
以前の制度では、新築が完成して引っ越し・入居後、住宅ローンのお支払いとは別に団体信用生命保険料を年1回毎年支払う必要がありました。
そのためのお金を毎年ちゃんと置いとかないといけなかったのですが、これからは毎月の返済額に加算されることになったので、年1回の支払いを忘れることがなくなりますね。
他にも保証内容も変更になり、より充実した保険内容になったようです。
フラット35 借入期間:21年以上35年以下 融資範囲が9割以下の場合、金利は年1.360%
質の高い住宅取得するフラット35S(金利Aプラン)の場合だと、
当初10年間は-0.25%で年1.110%となり、相変わらずの低水準と言えます。
もうひとつ、兵庫県の県産木材を使用して「兵庫県」と「金融機関」が協力して資金を融資する兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度も固定金利の住宅ローンがあります。
29年度下期(10月~3月)の金利が発表になりました。
こちらは固定金利で年0.8%になります。
長期優良住宅の認定を取得し、県産木材を60%以上使用すれば35年返済が可能になります。
その場合、26年目から35年までの金利は年1.8%になります。
ここで素朴かつ当然な疑問がひとつ。
『どっちがお得なんですか?』
そこで、返済額の計算をしてみました。
2000万円借入した時の返済金額です。(あくまで目安です)
単純に比較すると、兵庫県産木材のほうが134万円もお得! ということになりますが、それぞれの融資制度に大きな違いがありますので、決して一概には言えません。
長期優良住宅や省エネ性能、耐震性能の高い性能を有していることはどちらも前提条件としてみても、それぞれにメリットとデメリットがありますので、よ~く考えて選ぶ必要があります。
一例をあげてみました。
フラット35のメリット
土地代も融資してくれる
保証料0円、繰り上げ返済手数料0円
融資手数料がわかりやすい (金額は取扱い金融機関によって異なります)
フラット35のデメリット
自己資金が1割以上無いと金利が上がる (融資範囲が9割超の場合、現在は1.8%の金融機関が多い)
フラット35金利Aプランを利用する場合は技術基準を満たしているかどうかの申請が必要(審査費用が必要)
兵庫県産木材ローンのメリット
融資可能額の範囲内なら建築費100%融資はOK (土地代・諸費用は別)
固定金利でありながら、25年間は1%を下回る低金利
地産地消で兵庫県の山林を、美しい森を持続的に維持しながら、低炭素社会に貢献することができる
兵庫県産木材ローンのデメリット
兵庫県産の木材を使用すると建築費がアップしてしまう可能性がある
土地代は融資してくれない (フラット35や金融機関の住宅ローンと併用する必要があります)
保証料は金融機関の審査後でないと金額が決定しない (金融機関によります)
融資条件などが取り扱い金融機関によってバラバラなので、要注意
・・・・・などなど
結論としては・・・
自己資金が1割あるならフラット35、そうでなければ県産木材ローンと言ったところでしょうが、
県産材の建築費のアップ分や県木の保証料とフラットの融資手数料との差額分の合計したものと、それぞれの金利による差額を計算して、どちらが得になるかが重要なカギと言えます。
もちろん、ご本人さんの年収や申込みをする金融機関によっても条件が変わってきますので。
どっちが得か!?
美松ホームではどの住宅ローンがお得か、お客様の個別の状況に応じて、判断していきます。
ぜひ、ご相談ください。