こんにちは! 揖保郡太子町 新築 注文住宅 美松ホーム 松田隆です。
先日、T様邸の気密測定を行いました。
気密測定は、建物にどれだけ「計画されていない隙間」が空いているかを調べます。
一軒ごとに機械で測定します。
測定すると、C値という気密性能の数値が計測できます。
C値は、〇cm2/m2と表わし、家の床面積に対して、どのくらいの隙間があるのかを
知ることができます。
例えば、延床面積120m2の建物の隙間相当面積は、C値2.0の場合、建物全体で240cm2存在すると言うことです。
C値が小さいほど気密性は高くなります。
T様邸の気密測定の結果は・・・
C値=0.41cm2/m2
となりました!
延べ床面積152.89㎡×C値0.41㎠/㎡=63㎠
T様邸は、63㎠の隙間しか空いていないようです。
63㎠ということは、8㎝×8㎝の正方形の面積より小さいのです。
46坪の家の隙間の面積がハガキ半分より小さい!
ちなみに、平成11年次世代省エネ基準では、兵庫県の基準値は、5.0 cm2/m2となっています。
スーパーウォール工法では、1.0 cm2/m2以下が必須条件となっています。
気密性能を高くすると、計画換気の影響が大きくなります。
24時間換気を弊社でおすすめしている高性能なものにして、
換気フィルターのお掃除をきちんとしていただければ、
家の中の湿度をコントロールして、カビやダニなどの発生が少なくなります。
冷暖房の効率が良くなります。
家の中にきれいな空気を取り込むことができます。
その結果、
家の寿命を縮めない + その家に住むご家族が安全に過ごせる
といったメリットがあります。
大切な家づくりの為に必要不可欠な気密性能。
何十年先に渡り、より快適に暮らして頂くためのとっても重要な「目安」なのです。
気密測定を行いました。
15.12.26